昔母は私に厳しい教育を施しました。

例えば、

お菓子これは嫌。とか言うと当然なんで？と聞かれるので、私がなんか古そうだからという。

すると母は

「このお菓子があなたに届くまで、どれくらいの人がかかわっていると思う?

お菓子を一生懸命考えた人、美味しく食べてほしいなってお菓子を大切に作った人、お菓子をスーパーまで運んだ人、朝早くお菓子を並べた人。

そういう人達がいるからおやつがここにあるわけでいらないって言うのはすべての気持ちを無にすることよ？

お母さんあなたには食べ物を無駄にするような人間にはなってほしくないわ。お菓子もしょんぼりしてるわよ」など１時間くらい言いつのるのです。

そんな事すっかり忘れていたのに、今日母が

お母さん、このお菓子いらない。古そうだから。

あなた食べて。

と言うから、つい昔を思い出してしまいました。

だいたい母が買ってきたのに。

なんて恨みタラタラだけど、お菓子自身はこんな感じ。

こんなお菓子でも、昔を思い出してしまうものですね。

いつか嫌なことや、辛いこと全て忘れてのんびりした日常を過ごしてみたいと思います。

明日は御殿場に行きます。

一泊二日の予定です。

お菓子の事は今更母には言いません。

しかし、実家暮らしはしんどい時もあります。